メニュー

健康診断の数値が気になる方へ|kencomアプリを使ってみた

[2026.04.05]

「去年より血糖値が上がっていますね」「血圧が少し高めです」——健康診断のたびに、そう言われたりしていませんか?

頭ではわかっている。塩分を控えよう、もっと歩こう、タバコをやめなきゃ。でも、いざ日常生活に戻ると、気づけばいつもの食事、いつもの習慣に逆戻り。「明日から始めよう」が、もう何年も続いている——そんな方は、決して少なくないはずです。

なぜ福島県では、生活習慣病が多いのか

実は福島県は、全国と比較しても生活習慣病の罹患率が高い地域として知られています。その背景には、食文化や気候、生活スタイルが深く関係していると考えられます。

もともと東北の食文化は、寒い冬を乗り越えるために塩分の多い保存食が発達してきました。漬物、味噌汁、塩蔵魚——どれも美味しいのですが、知らず知らずのうちに塩分過多になりがちです。お酒も進みますね。また、冬の寒さや積雪で外出が減り、運動不足にもなりやすい環境もあることも無関係ではないでしょう。

こうしたことから、福島県では現在、「みんなでチャレンジ!減塩・禁煙・脱肥満」 というスローガンのもと、オールふくしまで生活習慣改善に向けた取り組みを推進しています。その中で大切なのは、「特別なこと」をするのではなく、毎日の小さな行動を変えていくことです。ただ、それが難しい。

問題の本質は意志の弱さではありません。継続できる仕組みがないことだと思われます。

・kencomアプリを実際に使ってみました

患者さんに生活習慣の改善をお勧めするものとして、「自分でも試してみよう」という思いから、スマートフォンに kencom(ケンコム) というアプリを入れてみました。先日新聞で紹介されていましたし、テレビで内堀知事も話していたように記憶しています。

使ってみて、率直に「これは良い」と感じました。このアプリ内のいくつかの機能をご紹介します。

📋 行動目標の設定とポイント獲得

自分で健康に関する行動メニューを設定し、それを達成するとポイント(コイン)がもらえる仕組みです。「野菜を最初に食べる」「エレベーターではなく階段を使う」などいくつかのメニューを選び、それを目標とします。達成したらチェックを入れます。小さな目標でも、達成のたびに「できた」という感覚が積み重なります。ゲーム感覚で続けられる点は大きな魅力です。

🚶 歩数カウント機能

一日に歩いた歩数を自動で記録してくれます。数字で見える化されると、「もう少し歩こう」という気持ちが自然と湧いてきます。意識するだけで、行動は変わるものです。規定値は4000歩以上です。自分がクリニックで仕事しているときは2000歩が限界ですが、今日は開成山公園の桜を見に夫婦で散歩しましたが、すると7000歩を超えていました。クリア!

文献上は7500~8000歩/日が一番長生きする歩数です。

📸 食事の写真を撮るだけでAI解析——これが特にすごい

個人的に最も注目しているのが、この機能です。食事の写真を撮影するだけで、AIがカロリーや蛋白質などの栄養素を自動で解析し、採点まで行ってくれます

実は、私の妻がこの機能をとても気に入っています。高得点を目指して、毎日の献立を考えるようになったのです。「記録する」という行為が「工夫する」というモチベーションに変わっている——これは非常に理にかなった効果だと思います。現在、我が家の最高得点は鶏肉とチーズ焼きにサラダなど加えた98点です。最低はシリアルで済ませた朝食の68点ですね。

栄養管理というと、カロリーを手帳に書き記すような手間のかかるイメージがありますが、写真を1枚撮るだけでいい。この手軽さが、継続の鍵です。毎日やってます。

📚 医師・専門家が監修した健康記事が毎日届く

また、kencomには、運動・食事・こころなど健康に関するバラエティ豊かな記事が毎日配信される機能もあります。しかもすべて医師や専門家が監修しており、イラストや写真を交えてわかりやすく解説されています。「なぜ減塩が必要なのか」「どんな運動が効果的か」といった基礎知識から、日々の生活に活かせる実践的なヒントまで、読むだけで健康リテラシーが着実に高まっていきます。アプリを開くたびに学べる、というのは想像以上に大きなメリットです。

「わかっているけどできない」を、仕組みで解決する

健康への意識はあっても続かない最大の理由は、努力をやる気だけに頼っているからです。

kencomのようなアプリは、その「やる気」の部分をサポートしてくれます。目標を立てる、記録する、フィードバックをもらう、達成感を得る——この小さなサイクルが、習慣づけに役立つようです。

生活習慣病の予防と改善において、日々の積み重ねが重要です。投薬はあくまでサポートであり、土台となるのは毎日の食事・運動・睡眠です。

まずは、アプリをダウンロードしてみよう

最初の一歩はシンプルです。

1) kencomをスマートフォンにインストールするiPhone版はこちらAndroid版はこちら

2) 食事の写真を1枚撮ってみる

nituite3) 今日の歩数を確認してみる

これだけ。「完璧な食事」も「毎日8000歩」も、最初から目指さなくて大丈夫です。今の自分の状態を知ることから始めてみましょう。

健康診断の数値が気になっている方、生活習慣を見直したいと思っている方——明日からではなく今日にでも一度kencomを試してみてください。私も、妻も、毎日このアプリを確認するようにしています。

意外に楽しいです。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME