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健康によい食品:魚

[2019.09.07]

朝日新聞Digitalによると、今年のサンマ漁の出足が過去50年で最低の大不漁となっているとのことです。私は、焼きたてのサンマを大根おろしとともに食べるのが大好き。『美味しんぼ』の中でも海原雄山が「魚は火から直接口に入れるのが一番うまい。」と言っていたように記憶していますが、サンマにおいてもまさにその通りだと思います。

先日、健康によい食事として5つの食品がエビデンスがあると書きましたが、そのうちの一つが「魚」でした。魚、特に油の多い魚を多く食べると、心筋梗塞による死亡率を下げることが明らかとなっています。魚には、いわゆる不飽和脂肪酸のオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。EPAやDHAなどよく耳にしたことがあると思いますが、これらはいわゆるオメガ3脂肪酸になります。
オメガ3脂肪酸は心筋梗塞やそれによる死亡率を下げるのみならず、乳がん、大腸癌、肺がんのリスクを下げることも報告されているようです。また、オメガ3脂肪酸であるEPAやDHAが関節リウマチの症状を緩和するのに、ある程度有効と考えられています。魚油を取ると、関節の腫脹や疼痛され減少し、抗炎症薬の必要性も低下したと報告されています(厚生労働省「統合医療」情報発信サイトより)。

それと反対に、飽和脂肪酸はいわゆる悪玉コレステロールであるLDLコレステロールを増やしてしまいますので、できるだけ摂取量を減らすのが賢明です。とはいえ、牛肉はやっぱり美味しいし、幸福感がありますよね。いかにその誘惑に負けない食習慣にするか、いかに魚を多く摂るかが健康への秘訣の一つかと思われます。漁師さん、頑張って。

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